パンクの話です。
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ロックマンキラーとしてナンバリングされながら、その複雑な感情プログラムにより自身に生じた矛盾に苦しんでいるエンカーを見て心を痛めたDr.ワイリーが、感情プログラムを完全に排除し命令(ロックマン破壊と言うプログラム)を遂行するだけのハード(器)として新たなロックマンキラーを生み出した。
それがパンク。
感情に繋がるプログラムがすべて排除されているため、喋る事はない。
プログラムを調整している途中で1部の回路がショートし、その結果彼の戦闘プログラムにバグが発生。その結果、ワイリー基地を壊滅状態にまで追い込むだけでなく当時まだ作られたばかりで「慣らし」の段階であったバラードをも半壊状態にしてしまう。
止むを得ずワイリーはエンカーにパンクの破壊を命令。ロックマンキラーとして生み出されていたエンカーだが、基地とそこにいるほかのロボット達・そしてワイリーに危害がこれ以上及ばないようにと、はじめて出来た『弟』を『父』の命令に従って破壊した。
この一連の出来事がきっかけで、バラードの感情プログラムは非常に不安定なものになった(過大なショックによるバグと思われる)。
なお破壊されたパンクは再生される事はなく、データベースのプログラムのみの存在となっている。
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