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12月 7th, 2012 Comments: 0

RKN.03 BALLADE

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バラードの話です。

ロックマンキラー01・エンカーに感情を持たせた事で。かえって我が子が苦しむ姿を目の当たりにしたDr.ワイリーは、感情を排したロックマンキラー02・パンクを生み出した。それからすぐにもう1体のロックマンキラー開発にワイリーは取りかかっていた。それがバラードである(この時点でバラードの性別は決められていなかった)。
しかしパンクはバグにより制御不能となり、まだ性別も決まらぬままに『慣らし』をしていたバラードを半壊状態にする。この時(バラードを修理した時)、初めて『女性』の人格が与えられた。
歴史的に見ても男性より女性の方が精神耐性が強いというDr.ワイリーの判断である。
またこの時のバラードのボディ修繕で、ボディ全体をやや女性を意識したつくりにした。

バラードクラッカーはAI搭載のホーミング弾にする予定だったが、バラードへの負荷が異常に大きかったため(プログラミング修正とボディ改造の影響)現在の炸裂弾に変更された。両腕部がバスターに変形せず直接腕の上に取り付けられた銃口から打ち出されるのはプログラム容量オーバーのため、変形プログラムを削ったから。そのかわり、右左同時に撃つ事が可能になった(転んでもタダでは起きないDr.ワイリー)。

性格は勝気で男勝り。また言葉遣いは男だらけのワイリー軍団にいるせいでお世辞にも女らしいとは言えない。

また彼女は自分で自分を破壊したい衝動に時折かられる事がある。

それはロックマンキラーでありながらロックマンを助け、Dr.ワイリーに作られた戦闘ロボットでありながらそのDr.ワイリーを裏切り、あまつさえ今現在もまだDr.ワイリーの元で修理してもらって普通に過ごしている自分が許せないから。

それがもとでボディもプログラムも直されたはずなのに、今も彼女は非常に不安定なままである。

なお、破壊されたワイリー戦艦から彼女の破損したボディ及びコアを回収したのはブルース。

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